こどもの矯正
歯並びが悪くなる理由
理由から知ると歯並びは簡単になおせる
乳児期
赤ちゃんの時代に唇・舌の筋肉が鍛えられていればアゴは自然と成長ます。
赤ちゃん時代の骨は柔らかいので、
適切な哺乳や離乳食の摂り方をしていれば矯正治療は本来必要ないのです。
幼児期
幼児期では噛む筋肉を鍛える時期。
ですが、赤ちゃんの時に唇や舌の筋肉が鍛えられていなければ「口呼吸」を覚えてしまい、よく噛むことはできません。
3歳〜5歳の乳歯の時点ですきっ歯でなければ上アゴは成長していません。
学童期
小学校低学年から、乳歯よりもはるかに大きい永久歯が生えてきます。
乳歯の時点ですきっ歯でなければ、土台が狭いため歯並びが悪くなってしまいます。
上アゴの成長の9割は6歳で完了してしまうため自然的なリカバーは難しいです。
乳幼児期に上アゴが成長していれば
歯並びは良くなるはずだった。
そもそも上アゴの成長ってなに?
つまり...
上アゴの骨のつなぎ目が開くと、上アゴが成長する
骨のつなぎ目が
開かなかった子どもたちが
歯並びが悪くなっている!
上アゴの真ん中の骨のつなぎ目
口周りの筋肉が本来の矯正装置
乳幼児期に適切な哺乳や食事ができていれば、
自然と唇と舌の筋肉で口を閉じられるようになり、
鼻呼吸が根付きます。
口を閉じ、舌の筋肉が正常に鍛えられていれば、
上アゴを舌が押す圧力で6歳までに骨のつなぎ目が
開き、成長していく仕組みになっています。
鼻呼吸を0歳から覚えさせると
舌が自然と上アゴを押し、上アゴの骨のつなぎ目が開く!
口を閉じるための口周りの筋肉は「吸う」ことで鍛えられますが、この筋肉は赤ちゃんの頃でしか無意識に鍛えられない筋肉。
離乳食が早くなった現代では、哺乳だけでは鍛えられないため
「おしゃぶり」を使いリカバーが必要になります。
離乳食のスプーンを使っての食べさせ方、離乳食の食べ方、
食べ物の種類などでも大きくお口周りの筋肉
の鍛えられ方が違ってきます。
B L W 法という赤ちゃんが好きな食べ物を手づかみで食べて
もらう離乳食法もおすすめですし、完了期以降の食事も大切です。
口を閉じて眠ることが大切です。
赤ちゃんのうちは口で呼吸することが楽なため、
鼻が詰まると口呼吸することを覚えてしまいます。
鼻の吸引を小まめにし、口が開いて寝ていた
らお口を閉じてあげましょう。
よく使われるストローマグはとても便利ですが、
お口周りの筋肉を鍛えるには、あまり使用しない方が良いグッズ。
生後6ヶ月からはできる限りコップから「啜り飲み」を
覚えさせることでお口周りの筋肉が鍛えられます。
コップ飲みをマスターしてからストロー飲みを覚えさせましょう。
赤ちゃんからの習慣
で口の筋肉が育ち
上アゴが開く!
乳児期に根付かなかった筋肉を幼児期からリカバーするのは
難しく、舌が上アゴを押さず、上アゴが成長しない。
口呼吸は舌と上アゴの隙間から空気を
取り入れるため、上アゴを圧迫せず、
拡大しなくってしまう。
鼻呼吸ができていると、舌は常に上アゴ
を圧迫した状態になるため、
上アゴが拡大していきます。
上アゴが成長しないと、アゴが小さい
ままなので、乳歯の段階で隙間がない。
上アゴの骨のつなぎ目が舌の力で
押し広げられていくと、
乳歯と乳歯の間に隙間が出てくる。
乳歯よりも格段に大きい永久歯が
小さい器に生えてきてしまうので
どんどん歯並びが悪くなる。
大きい永久歯が生えてきても十分な
上アゴの成長があれば綺麗に
並びきる。
矯正期間が速い理由
本来舌の力で広がっていた上アゴを広げる
取り外し式の拡大床
当院で10年ほど前まで使用していた
一般的な小児矯正装置
取り外し式のためお子様への負担が軽減される意味でイメージが良い矯正方法ですが、デメリットが多いため当院では現在はおすすめしていません。
固定式の拡大装置
当院で現在使用している矯正装置
期間が明確・矯正期間が早い・痛みがほぼないなどのメリットが
多いため、当院ではこちらの矯正方法をおすすめしております。
何より、歯並びが悪くなった根本原因から解決してくれます。
取り外し式の拡大床
歯の軸を動かしスペースを作る矯正法
merit
01
痛みがなく、
取り外しができるため不快感が少ない
demerit
01
お子様のペースで使用ができてしまうため期間が明確にお約束できない
02
夜寝る時だけの使用なため
日中のストレスが全くなく過ごせる
02
パワーが弱いため期間が長期間に及ぶ
03
手軽に矯正を始められる
03
後戻りする可能性が高い
取り外し式のため子どものストレス
を考えるとイメージが良い矯正装置。
ですが、歯並びが悪くなった根本原因
の解決をする治療法ではないため
また歯並びが悪くなることも。
また、拡大床で奥歯が不適切に動くため、
噛み合わせに一生の問題が出てきてしまう
可能性も高い治療法です。
04
噛み合わせが悪くなり
奥歯でしっかり噛めなくなる
05
つけたり外したりするため、
矯正装置になれないこともある
歯の軸をフレアさせており、骨ごとの拡大が確実では
ないため、唇の力でまた歯並びが悪くなってしまいます。
期間が不明確で、長い治療期間が必要となります。
固定式の拡大装置
上アゴの成長不足をリカバーする矯正法
merit
demerit
01
成長しなかったアゴを骨ごと
リカバーするため後戻りが少ない
01
最長、一週間ほど慣れるまで、
滑舌が悪くなったり、違和感がある
02
痛みが少なく
一週間後以降は違和感がなくなる
02
繊維性の食べ物が
上アゴと装置の隙間に詰まる
03
矯正期間が明確に提示でき
動的期間がとても速い
04
頭部レントゲン・模型から
お子様の骨格・副鼻腔・気道を診査
し、お子様の全身疾患も合わせて
診断することができる
05
将来、抜歯(歯を抜いて)
をして矯正する可能性が低くなる
06
副鼻腔炎、喘息、睡眠障害などが
軽減・解消することが多く
一生の健康の土台創りができる
03
氷や飴玉を噛み砕いたり、
粘着性の食べ物(キャラメル)は装置が
外れたり壊れるため食べられない
固定式のため装着を悩まれる親御さん
がいらっしゃいますが、本来舌の力で広がる
はずだった上アゴの骨のつなぎ目を広げるため
痛みはなく、装置も一週間程度でなれるため
心配はございません。
何より、成長のリカバーをする治療法のため
お子様の成長を阻害したりせず、
理想的な歯並びを取り戻すことができます。
本来、舌の力で広がっていたはずの上アゴの成長不足分
を計測して、痛みなく骨ごと広げるため後戻りが少ない!
治療期間が短く・明確なのが特徴治です!
一生の健康の土台創り
上アゴの天井裏は副鼻腔
上アゴを広げると一生の健康が格段に変わる
現代の哺乳や離乳食の与え方の変化、
噛まなくても良い食事が増えたことにより、
舌の筋肉・口の筋肉が鍛えられず、口呼吸が根付いてしまうため、
舌の力で開くはずの骨のつなぎ目が開かないお子さんがとても多いです!
成長に応じて舌の力で広がって
いなければいけない
上アゴの骨のつなぎ目
上アゴの骨を
機械的に広げると
副鼻腔の体積が
広がり鼻呼吸へ導く!
学童期以降に自然に開くことは難しいためリカバーが必要
口呼吸から鼻呼吸になると...
よく眠れるように
いびき・おねしょ・夢遊病・夜驚
などの睡眠障害が改善され、
夜に深い眠りがとれるようになる
副鼻腔炎・喘息が改善
鼻で呼吸しやすくなることで副鼻腔、気道が広がり副鼻腔炎、喘息
が改善します。
免疫力がつく
鼻呼吸は空気を清浄にし
また温度と湿度を適度とし、
正常に扁桃の役割を果たさせ、
免疫力を高めます。
虫歯・歯周病予防
一生の虫歯や歯周病予防ができるのはもちろんのこと歯並びの維持も
できるため一生の大切な歯を守れる
気道が広がる
咽頭扁桃に空気が触れるようになる
ため、炎症により腫れた咽頭扁桃が
正常になり気道が広がります。
脳梗塞や心疾患予防
鼻呼吸が根付くことで睡眠時の
心臓の負担が軽減されるため全身疾患の予防にも大きくつながります
一生の健康の土台が創れます!
固定式拡大装置
上アゴの成長不足をリカバーしたことで
健康になったお子様をご紹介!
8歳 男の子
副鼻腔炎がひどく、毎日8錠の薬を数年間服用していたため、薬の影響で肝臓の数値が悪くなっていたお子さん。
口呼吸で、ハーハーと呼吸音が大きく苦しそうでした。
正中口蓋縫合を3ヶ月間、7mm拡大したところ、
副鼻腔炎の症状が圧倒的に軽減され楽に呼吸ができるように。
その8ヶ月後、歯並びの治療が完了しました。
口を閉じれるようになったことで鼻呼吸が定着し、姿勢も良くなり、健康的なお子さんになりました!
歯並び : アゴが小さく前歯が
並びきらずにガタガタ
全身疾患 : 重度副鼻腔炎
1日8錠の薬を服用
上アゴ拡大期間 3ヶ月
トータル矯正期間 11ヶ月
レントゲンでも確認できますが、副鼻腔の炎症がなくなり体積が多くなりました。
さらに、アデノイドの腫れが引き、気道が広がり、舌の位置も上アゴにしったかり付き、口呼吸から鼻呼吸に改善していることが分かります。
かなりお口が小さく、全く上あごが成長していない状態。
乳歯の段階でも並び切っていなく、確実に歯並びが悪くなることが予測。小児矯正をするにはタイミングが少し早かったですが、毎月かぜをひくようで緊急性があったため早期スタート。
約3ヶ月間、約5mm拡大したところ、風邪をひく頻度が少なくなりました。
タイミングを見て、小児矯正も再スタートしました。
6歳 女の子
歯並び : 乳歯の段階で隙間が
ないため歯並びが悪く
なると予想
全身疾患 : 毎月発熱を伴う
風邪をひく
上アゴ拡大期間 3ヶ月
上アゴ拡大定着期間 4ヶ月
アデノイドの腫れがひき、
気道がとても広がっています。
一番は副鼻腔の体積が拡大しことにより、白い曇りがなくなり、炎症が軽減されているのが明瞭です。
無料矯正相談では、
詳しくご説明させていただいておりますので、
お子様の健康にご不安がございましたら
お気軽に当院までご相談ください。
よくあるご質問
当院の矯正相談の際に
よくいただくご質問をまとめています
Q.01
固定式の装置に少し抵抗があります。違和感や痛みは強いでしょうか?
Q.04
取り外し式の矯正治療が中々終わりません。途中からこちらの矯正に変更は
可能ですか?
Q.02
上アゴを拡大したら顔も大きくなる?
Q.05
定期検診や虫歯治療はできますか?
Q.03
固定式の矯正装置は虫歯になる?
Q.06
矯正の始める良いタイミングは
いつごろでしょうか?